先週末、子供たちを連れて、都心の文化科学宮殿の前に展示された、今年の6月にポーランドとウクライナが共催するUEFA欧州選手権の優勝トロフィーを見に行ってきました。人ごみを避けるために朝早めに家を出ました。

 着いたら、透き通ったテントの中にトロフィーが見えました。
uefa trophy 2

 行列はわずか40分待ちのもので、天気もよかったため、のんびりと待ちました。
 トロフィーと並んで撮ってもらうはずの写真はタイミング的に失敗して、私も入っていませんが、必ず思い出に残ります。
uefa trophy

 最後に、ポーランドとウクライナの双子選手であるスラヴェクSlavekとスラフコSlavkoという名前の、EURO2012のマスコットキャラクターと一緒に写真を撮らせてもらいました。
uefa trophy 3

 天気もよかったし、無料でコーラが飲めて(これは特に息子が喜びましたが)、アイスクリームを買ってもらい、トロフィーを近くから見ることもできて、「最高の一日だった!」と子供たちは大喜びでした。
 色々と仕事でつかれた時など、リラックスしたい時に、推理小説を読むことがあります。推理小説の中でも、最近のお気に入りは、スカンジナビア出身の作家の作品です。

 スウェーデンやアイスランドを舞台とする、その小説の主人公たちは、様々な弱みを持つ、非常に“普通の”人間で、厳しい環境の中で、あまり食事のことも気にせずに、一所懸命に複雑な犯罪の謎を解きます。

 以前、スティーグ・ラーソン Stieg Larsson著『ミレニアム』シリーズに関して触れましたが、その他に夫と好んで読んだのは、同じスウェーデンに住むヘニング・マンケル Henning Mankellの小説です。イースタッドの警官クルト・ヴァランダーを中心人物としたその小説シリーズは、犯罪そのものの他に、社会問題なども記述するため、とても興味深いです。ヴァランダー警官は、いつも睡眠不足で、家族や健康問題を抱えながら、犯罪者を追い続けますが、各小説の中で彼の似たような仕事振りを見ていても、全然退屈することはありません。

 次に、スウェーデンのアガサ・クリスティと呼ばれることもある、カミラ・ラックバリ Camilla Läckbergが語る、小さな港町フィエルバッカを舞台とした『エリカ&パトリク事件簿』のシリーズがあります。カミラ・レックバリの作品は、日本語には3冊しか訳されていませんが、ポーランドでは7冊も出版されました。(残りの2冊は準備中だそうです。)1冊1冊分厚いものですが、我々は全てをあっという間に読み終わりました。

Camilla Lackberg

 もう1人、我々のお気に入りの作家は、アイスランドに住むアーナルデュル・インドリダソン Arnaldur Indridasonです。彼が書いた『エーレンデュル警部シリーズ』11冊の内、ポーランドで出版されたのは3冊だけですが、それも非常に面白かったです。インドリダソンの本を読むことは、アイスランドをほとんど知らない我々にとって、その国を知るまれな機会でもあります。

 私は、推理小説を読んでからしばらく経つと、その内容をほとんど忘れてしまいます。お陰で、またいつか同じ本を楽しむことができます。しかし、昔からスカンジナビアに憧れていた私にとって、犯罪の解決よりも、小説の中の風景や気候の記述の方が面白くて、いつかそれらの国々を見てみたいという気持ちも強くなりました。
 昨年の夏から、ポーランド国内をグーグルマップの自動車が走りはじめました。

 その結果として、ついにグーグルマップでワルシャワの風景も見られるようになりました。私も一度だけ、屋根に360度撮影できる特殊なカメラを搭載した自動車を見かけたことがあります。

samochod google

 グーグルマップで懐かしい東京の通りを始めて見た時に、すごく感動したことをよく覚えています。今度、ポーランドに遊びに来たことのある、日本の友だちと知人などもこちらの様子が分かることでしょう。是非、見てみてください。私たちの家も見えます。
 東日本大震災から1年経ちました。今日、大震災の時に亡くなられ、行方不明になられた方々のことを考えます。
 ポーランドでも1年前のことが思い出されています。

 そこで、山中誠 在ポーランド日本大使からの、ポーランドから受けた支援と励みの言葉に対する、非常に親切な感謝状がポーランドの日刊紙に掲載されました。
rok po tsunami

 これからも、復興に向かって大変な努力が必要だと思いますが、今も仮設住宅で生活されている方々も必ず自分の生活を取り戻せると確信しています。
 今日、世界中の多くの人々が日本の犠牲者のことを思って黙祷すると思います。
 先月、非常に大事な仕事でとても忙しく、コンピュータに向かって過ごした時間も長かったため、肩こりがひどくて、夫に肩を揉んでもらいました。
 肩こりがひどかったため、揉んでもらっている際に「イタイ、イタイ・・・」と声をあげている私を見て、息子は、夫に向かって「パパ、ママを壊さないように気を付けてね」と注意してくれました。

 最近、昨年も非常に好評だった「Xファクター」という番組がポーランドのテレビで始まりました。
 それは、最初はイギリス・テレビで放送され、それから他の国でも流行りはじめた、歌手としてデビューしたい様々な人の参加できる、リアリティ音楽オーディション番組です。我が家では、ずっと見ているわけではないですが、チャンネルを変える時に偶然見付けると、みんなで見ることがあります。
 そこで先週の土曜日に、あまり音感がなくても、非常に感情的に歌う、ある中年の男性が出演するところを見かけました。男性は必死に歌っていたため、女性の審査員は感動して涙を流しました。しかし、男性があまりにも音痴だったので、我々一家は泣いている審査員に唖然としました。
 その時、男性の歌声にやはり不満を感じていた息子は、「もしかしてあの審査員は犬を飼っていて、その犬が死んだから泣いてるのかもしれない・・・」と、女性の涙の真因を一生懸命に考えました。子供って素直だな、と思いました。